入院お見舞い品のタブーについて
おすすめなプレゼントについて
お見舞いの手土産には、花や果物が一般的ですが、入院中に役立つ実用品もおすすめです。
携帯電話が使えない病院では、テレフォンカードが重宝されます。
また、以前はタオルやパジャマも喜ばれていましたが、最近はタオルやパジャマが支給される病院も多く、入院中の実用品も変わってきています。
お見舞い品の注意点について
日用品は便利な反面、長期入院を連想させるため、かえって相手を不快にしてしまうこともあるので注意が必要です。本人や家族の希望を聞いてから贈るようにしましょう。
食べ物のマナーについて
食べ物を持参する場合、病状によっては食事制限があるので、食事制限の有無を確かめることが必要。果物以外は避けた方が無難です。
ただし、個別包装されているお菓子などは、本人が食べられなくても同室の患者さんに配ることができるため、喜ばれることも。
日持ちのするものを選びましょう。
お花のマナーについて
花は見舞い品の定番ですが、花には病気のお見舞いにはふさわしくないものがあります。こちらはタブーとされる花と理由の一覧です。ぜひ、ご注意ください。
なお、最近はアレルギーや感染症の予防から、生花の持ち込みを禁止している病院もあるため、事前に確認をしましょう。
鉢植え・・・根づくが寝つくに通じる
紫陽花・・・色が褪せる
椿・・・花がポトリと落下するので、“首が落ちる”を連想させる
菊・・・葬式を連想させる
ケシ・・・散りやすい
ユリ・・・匂いが強い
クチナシ、ナデシコ、シクラメン、アカシア・・・死、苦に通じる。4本、9本の花束もタブー
渡し方のマナーについて
お見舞いの品はまず本人に見せて、付添いの家族がいれば、その人に渡します。
いなければ本人に断って、空きスペースのある棚か、テーブルに置きましょう。
「冠婚葬祭とマナーの基本事典」より