入院お見舞いのお返しの言葉について
内祝いの品物に沿えるお礼状の文例について
☆内祝いの品物に沿えるお礼状の文例
このたびの私の入院に際しましては、お忙しい中、お見舞いとあたたかい励ましのお言葉をいただき、まことにありがとうございました。
ご心配をおかけしましたが、おかげさまで○月○日に無事退院いたしました。
今回の教訓を生かし、今後は、いっそう健康管理に努めてまいりたいと存じます。
なお、こころばかりではございますが、快気祝いのしるしをお届けいたしますので、ご笑納いただければ幸いでございます。
まずはお礼かたがたごあいさつ申し上げます。
☆内祝いの品物に沿えるお礼状の文例
拝啓
過日は、遠いところをお見舞いいただいたうえ、心のこもったお品までいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、事故による骨折もすっかり治り、仕事に復帰できるようになりました。心配していた他の後遺症もなくホッとしています。
相手に非があるとはいえ、車の運転には、これまで以上に気をつけたいと思います。
石井様には、いろいろとご心配をおかけして申し訳ありませんでした。まずは取り急ぎお礼まで。
敬具
お祝いの会での本人からの挨拶の文例について
☆お祝いの会での本人からのお礼の挨拶
ポイント:本人の謝辞の基本例です。お見舞いのお礼→健康の大切さ→今後ともよろしく、と展開させます。
皆様、長い間ご迷惑をおかけして、ほんとうに申し訳ございませんでした。おかげさまで先日全快して退院し、本日から復帰することになりました。
入院中は、ごていねいなお見舞いをいただき、ほんとうにありがとうございました。それまで健康そのものの生活をしておりましたので、突然の入院で自分でも動転し、気分が落ち込むようなこともございました。そんなとき、皆様のあたたかい励ましを受け、どれほど力づけられたかわかりません。
このたびの経験を通して、健康の大切さが身にしみてわかりましたし、仕事ができる喜び、親身になってご心配いただく同僚の皆さんのありがたさも実感しました。これからは、皆様のお気持ちにおこたえするためにも、今までご迷惑をかけた分を取り戻すためにも精いっぱい働きますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
☆お祝いの会での本人からのお礼の挨拶
ポイント:入院したからといって、急に「病気のプロ」のような発言をするのは考えもの。謙虚な姿勢を保ちましょう。
ようやく元気になり、このたび無事に退院いたしました。入院中はお心のこもったお見舞いをいただき、たいへん勇気づけられました。本当にありがとうございます。
今回の入院は、友人に誘われるまま軽い気持ちで受けた人間ドッグで、思わぬ故障が見つかったものです。特に自覚症状などはなかったものですから、検査を受けていなければ、わからないまま病状が進むところでした。そういう意味では、たいへんラッキーだったと思っています。
どんな病気でも早期発見、早期治療が大事ということが今回わかりました。「故障が見つかるのが怖いから検査を受けない」という話をよく聞きますが、それはやはり間違いです。皆さんも面倒がらずに定期健診を受けて、早め早めに対応することをおすすめします。偉そうな言い方になってしまいましたが、経験者の弁ということでお許しください。
「短いスピーチ実例集」より
「あいさつ・スピーチ 常識事典」より
「手紙・はがき・文書文例大事典」より
「贈答のルールとお金の事典」より