災害見舞いの文例について
お見舞いの電報について
・ご家族皆様お変わりありませんか。ニュースにて自身のことを知り、ご様子が気がかりです。ご一報ください。
・大地震の発生、誠に恐ろしかったことと思います。遠い地より、皆様のご無事を心より願っております。
・大雨による水害の続出が伝えられ、気がかりです。皆様のご様子、状況をご連絡ください。
・水害による被害、予想以上に大きいとのこと、心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興を願っております。
・ご家族ご無事なのが何よりの救い、お力落としなきよう、お祈りいたします。
・皆様ご無事ですか。詳細がわからず、お変わりないことを心より祈っております。
お見舞金に添えるビジネス相手への手紙について
☆お見舞金に添えるビジネス相手への手紙
あなたのお住まいの周辺地域が、豪雨に見舞われ、甚大な被害に遭われているとテレビで報じていましたが、大丈夫でしょうか。心配しています。落ち着いたらご連絡ください。私に出来ることがあれば、遠慮なく言ってくださいね。
なにか、お見舞いの品をと思いましたが、そちらの事情もわかりませんので、心ばかりのお見舞金を同封いたします。お役立てください。
まずは書中をもちまして、お見舞い申しあげます。
☆お見舞金に添えるビジネス相手への手紙
御地で大地震が発生し、甚大な被害が出ているとの報道、大変心配しております。平岡さまにお聞きしましたところ、貴家も半壊されたとのこと、謹んでお見舞い申し上げます。ご家族の皆様におけががなかったことがせめてもの救いと存じます。
しばらくは余儀なく避難所生活を送られるとのことですが、なにか当方にできることがありましたら、なんなりとお申し付けください。当座に必要なものがわかりませんので、失礼ながらお見舞いを同封させていただきました。
まずは取り急ぎ、お見舞いを申し上げます。
電話での挨拶について
ポイント：大災害の場合は、まず生命の安否をたずねてから、物的援助などの協力の用意を伝える。
見舞客：原田先生のお宅ですか。よかった、やっと電話が通じました。大学の研究室でお世話になった浜藤です。ご無事でしたか。
主人：ああ、すごい自信だったが、家族はみんな無事だよ。家はひどくやられたがね。
見舞客：テレビや新聞では、震度七の大地震で、先生がお住まいの市が壊滅状態だなどといっているものですから、みんなで心配していました。
主人：壊滅は大げさだよ。それに私の家は市の郊外のほうだから、揺れが少し弱かったようだ。
見舞客：必要なものはなんでもおっしゃってください。週末にお見舞いに伺います。
主人：ありがとう。あまり無理をしないでくれ。当座の生活はなんとかやっていけるから。
見舞客：とにかく、一度お顔を見ないと安心できませんので伺います。お元気で。失礼しました。
訪問時の挨拶について
ポイント：高齢者の世帯が被害を受けたときは、後片付けの西行もままなりません。被害者の状況に応じた手伝いの申し出を。
見舞い客：居ても立ってもいられず、お見舞いに伺いました。どうですか、ご被害の様子は。どなたもおけがはありませんでしたか。
被災者：母が、倒れたタンスの下敷きになりまして病院に行きましたが、幸い骨折はしていないようでした。あとの者は無事です。
見舞い客：お母様もたいへんな目に遭われましたね。でも、大事に至らずよかったです。あと片付けで忙しいことと思いまして、とりあえず昼食をお持ちしました。皆さんで召し上がってください。
被災者：ありがとうございます。ガスは止まっているし、近所の食料品店も閉まっていますので、遠方まで買い出しに行かなくてはと思っていたところでした。とても助かります。
見舞い客：あと片付けも大変でしょう。明日の土曜日は、朝から主人と息子が手伝いに来ると申しております。力仕事は、どうぞお任せください。
お礼のマナーについて
災害見舞いのお返しは必要ありませんが、落ち着いたら忘れずに礼状を出しましょう。
手紙にはお礼の言葉とともに、今後の見通しや近況を報告しましょう。
お礼の手紙について
冠省 このたびの水害につきましては、さっそくご丁寧なお見舞いをいただき、ご厚情心から感謝申し上げます。
幸いにも我が家の被害はさほどではなく、家族も無事でおりますので、どうかご安心ください。お送りいただきました衣類、本当に助かりました。お心遣いのほど、あらためて御礼申し上げます。とり急ぎご報告とお礼まで。
草々
「電報文例集」より
「贈答のルールとお金の事典」より
「手紙・はがき・文書文例大事典」より
「贈り物とお返しのマナー事典」より
達磨の紹介について
病気見舞いだるまの紹介
陣中見舞いだるまの紹介
